母乳の基礎知識

おいしい母乳ってつくれる?

母乳の味って気になりますよね。

 

実際自分の母乳を飲んでみたことありますか?
わたしは母乳がなにしろ出まくったので、有り余るほど捨てていたので…
ついでに飲んでみることも何度かありました。

 

自分が、ちゃんと食事に気を遣っているときは
「甘くて、サラサラ」の母乳でした。

 

思ったよりずっとおいしくて、びっくりしました。
ミルクというより、カルピスのような感じでした。

 

逆に、市販のレトルトやカレーなどを食べたあとは、
見るからに脂っぽいギトギトした母乳になっていました。

 

乳首一つ一つの小さな穴によって、味が違ってくるというぐらい
母乳の味は繊細で変わってくるんだそうです。

 

慣れない育児や、夜泣きや黄昏泣きのせいで、ママはゆっくり
夜眠ることもできませんが、できるだけ休養しながら、心身ともに
ストレスを溜めないことが=美味しい母乳のつくりかた
なんですね。

 

とはいえ、おっぱいトラブルは誰にでも付きまとってきます。
わたしのように、母乳分泌過多だったり、逆に母乳が全く出なかったり。
おしっこやうんちの量が少なくなったり、体重が全く増えなかったり。

 

新米ママには、そういったことを一気に抱え込むことは難しいですよね。
そんなときは、助産師さんやお医者さん、母乳外来などに頼ってみてください。

 

そしてミルクを飲んでくれる赤ちゃんであれば
「完全母乳」にこだわらないで、ミルクと混合でやっていくのも一つの手だと
思いますよ。

 

「完母神話」の人も周りにいますけどね。
疲れているときはパパに変わってもらえるミルク授乳ならではの
メリットはたくさんあります。
ミルクで育った子だって、元気元気です。
母乳がすべてでは決してないのです。

 

わたしは混合で育てたかったのに、
我が子はミルクをまったく飲んでくれないことで逆にストレスになってしまいましたが(笑)

 

なんでも、「自己流」にしていくことがコツです。
育児書の通り、インターネットの通り、に惑わされていては
疲れ果ててしまいます!

やっぱり母乳が一番

母乳が出すぎると悩んではいるものの、
やはり赤ちゃんにとっては母乳が一番なのは言うまでもないこと。

 

そこで、母乳の役割はいったいなんなのか?
赤ちゃんと、ママにとっての母乳のよさについて紹介します。

 

免疫物質が何より豊富

母乳の中には、免疫グロブリンAといった免疫物質がたくさん含まれています。
この物質は最近やウイルスが体内に進出して病気になるのを防いでくれるという
役割があります。
お母さんがいままでに感染した病原体に対する抗体も、母乳により
赤ちゃんに通じるんです。

 

赤ちゃんにとっての最適なエネルギー源

消化機能が未熟な赤ちゃんですが、母乳に含まれているタンパク質は
赤ちゃんの腸に負担をかけずに消化できるようになっているんです。
すごいですね!
そして母乳には酵素が含まれていますが、この酵素は栄養素を分解して
消化を助けることと、吸収をよくしてくれるという働きがあります。

 

SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生との関係

辛いニュースとして耳にはいってくる乳幼児突然死症候群(SIDS)ですが
その原因はまだはっきりとは解明されてはいません。
しかし、母乳育ちの赤ちゃんはSIDSの発症率が低いというデータが
あるんです。厚生労働省もそれを認め、SIDS予防のためにも
母乳育児を推進しています。

 

ママの体の回復

母乳を吸われることにより、ホルモンの分泌がされます。
それにより、子宮は収縮して出産後の体力回復へとつながります。
母乳を吸われるたびに、ママの産後の身体は回復が早まるのです。

 

このように、母乳は栄養があるだけでなく
お母さんの体にとっても、いいことがいっぱい!

 

母乳が出ない、母乳が出過ぎるといった悩みはいろいろありますが
やはり万能なんですね。
この、宝物とも言える母乳が出るのも産後1.2年ですから
おっぱいを赤ちゃんにあげられる時間を大切にしてほしいと思います。

母乳に関するQ&A

母乳についてのちょっと素朴な疑問について
回答していきます。

 

Q1
母乳はなにからできているの?

 

A:母乳はお母さんの血液からできています。
母乳の主成分は、タンパク質・炭水化物・脂質ですが
そのほかにもDHAやタウリンといった栄養素も含まれています。

 

Q2
1日につくられる母乳の量は?
A:一般的には1日平均600ml〜1000mlとされていますが
個人差があり、一概にはいえません。

 

Q3
母乳をあげている間は、排卵はない?生理にはならない?
A:母乳を出すために必要なプロラクチンと
オキシトシンという物質は排卵を抑えるはたらきをします。
とはいえ、その分泌は日々減っていきますので母乳が出ている間でも
排卵して生理がはじまることもあります。
思いがけず次の妊娠をする可能性もあります。

 

Q4
母乳が出る人、出ない人の違いは?
A:母乳は出産すれば作られるように
できているので、母乳が出ない体質ということはありません。
おっぱいの大きさにも関係ないです。
ただ、赤ちゃんの吸いが甘かったり、お母さんがストレスを抱えていると
出が悪くなったりします。

 

Q5
授乳後のゲップをしても吐き戻しがある。何処か悪いの?
A:まずは赤ちゃんの様子をしっかりと
観察しましょう。吐いたとしてもそのあと、ご機嫌で順調に
体重が増えているなら心配はないでしょう。
母乳の出る量が多いと、一緒に空気もたくさん飲んでしまうことが
あるのです。
空気を沢山飲みこんでしまう赤ちゃんの場合は
授乳の合間合間で、ゲップをさせてあげるのも一つの手です。

 

Q6
冷凍母乳は成分が変わる?いつまで保存できる?
A:冷凍した母乳を解答すると
リンパ球は破壊されますが、その免疫こそなくなるもの、その他の
免疫物質はよほど熱湯や電子レンジで解凍しない限りは
壊れません。
冷凍した母乳を解凍するときは、流水解凍します。
そして液状になったものを消毒済みの哺乳瓶に移して40度前後の
ぬるま湯に入れ、湯煎で温めましょう。
冷凍母乳は最大1週間ほど保存することができますが
なるべく早く飲ませてあげましょう。

 

 

母乳と乳がんの関係

いままでは、母乳をあげてるひとは乳がんにならない、といった
迷信めいたものを大体の人が信じていたような気がします。

 

この数年で芸能人の中で、母乳育児をしていた人が
何人か、乳がんを患ってニュースを騒がせました。

 

とくに小林麻央さんは、若い上に授乳中ということもあり、
かなり衝撃を受けました。

 

しこりといっても、わたしだったら「ただのつまり」と思ってしばらくは
確実に放置していたと思います。

 

このしこり、難しいんですね。
今回の件で、とても怖いなと思いました。

 

授乳中だから大丈夫、といった安心感が、まったく通じなくなるのでしょうか。
小林麻央さんは、お母さんも乳がんを患っていたということもあり
遺伝の部分もあるのかもしれませんが、それにしても若すぎます。

 

授乳中だから安心、と思わず
しこりが気になったらすぐに病院に行かなくてはいけませんね。
しかも、やはりセカンドオピニオンというのも、かなり重要なのだと
彼女のブログを読ませてもらって改めて思いました。

 

わたしはもう授乳期は終わりましたが、
乳がん検診には毎年、必ず行くようにしています。
マンモグラフィーとエコーと触診です。